2008
| 著者 | Georg Lenz, R. et al. | 雑誌名 | Science |
| タイトル | Oncogenic CARD11 Mutations in Human Diffuse Large B Cell Lymphoma ヒトのびまん性大細胞型B細胞リンパ腫にみられる発がん性のCARD11突然変異 |
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| 要約 | 正常なB細胞では、抗原受容体によるNF-κBの活性化には、細胞質内の足場蛋白質CARD11が必要とされる。
ABCサブタイプのDLBCLの生検では、73検体中7検体（9.6％）からミスセンス変異が検出され、いずれもコイルドコイル領域をコードするエクソン内にみつかった。
CARD11のコイルドコイル領域変異体をリンパ腫の株化細胞へ実験的に導入したところ、NF-κBの恒常的な活性化が生じ、抗原受容体を刺激するとNF-κB活性が増強された。
これらの結果から、CARD11はDLBCLにおいて真の発がん遺伝子であることが示された。
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| 著者 | Malumbres R et al. | 雑誌名 | Blood |
| タイトル | Paraffin-based 6-gene model predicts outcome in diffuse large B-cell lymphoma patients treated with R-CHOP. | ||
| 要約 | ・N Engl J Med. 2004でDLBCLの予後因子として提唱した6個の遺伝子（LMO2、BCL6、FN1、CCND2、SCYA3、BCL2）について、R-CHOP療法を行った患者でも有効な予後因子となるか検証した。 ・132人のホルマリン固定サンプルを使用 ・＜結果＞low-riskとhigh-riskの2種類に分けることができ、IPIとは非依存的。6遺伝子の発現は重要な予後因子となりえる。 →詳しくはこちら →PubMed |
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2007
| 著者 | Nyman H et al. | 雑誌名 | Blood |
| タイトル | Prognostic impact of immunohistochemically defined germinal center phenotype in diffuse large B-cell lymphoma patients treated with immunochemotherapy. | ||
| 要約 | リツキシマブ＋化学療法により、non-GCタイプDLBCLの予後は改善し、GCタイプとの差がほとんどなくなった。 →詳しくはこちら →PubMed |
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