悪性リンパ腫治療の副作用

副作用、私の場合はこうでしたA

放射線治療の副作用も、抗がん剤と同じく個人差が大きいようです。
また、放射線を当てる部位によっても副作用は違います。

私はR-CHOP療法の後、放射線治療を20日間受けました。
平日のみ、月曜から金曜まで毎日当てに行きました。
首の左右2ヶ所に腫瘍があったので、首の右側からと左側、正面、の3ヶ所に放射線を当てました。

私の場合の副作用がどんなものだったのか、まとめてみました。

1〜7日目 抗がん剤治療のときから口の中が渇き気味だったせいか、1日目からすでに口の渇き有り。
8〜10日目 ・口の渇き
・咽の違和感
食べ物を飲み込むときに引っかかるような感じがするようになりました。
11日目 ・口の渇き
・咽の痛み
・皮膚の赤み
咽の奥が赤くなってきて、違和感が痛みに変わってきました。 あと、放射線を照射した首周りの皮膚が日焼けしたみたいに赤くなりました。
12〜15日目 ・口の渇き
・咽の痛み
・皮膚の赤み
・倦怠感
咽の痛みはだんだんひどくなってきて、咽の奥が赤くただれてきました。 15日目に痛み止めの薬を処方してもらいました。
16〜20日目 ・口の渇き
・咽の痛み
・皮膚の赤み
・倦怠感
・舌の痺れ
咽に口内炎ができました。舌がところどころピリピリと痺れたような感覚があり、食べ物が少し苦く感じられました。

前半は大したことなかったものの、後半から咽が痛くなったり、
疲れやすくなったりしてちょっとしんどかったです。

口の中はそれほど荒れなかったですが、咽はただれたり口内炎ができたりして
食べ物を飲み込むとき痛かったです。

治療の後半にうがい薬と飲み薬の2つのタイプの痛み止めを処方してもらいました。
うがい薬は口の中や咽の上の方には効きましたが、咽の奥の方までは薬が届かなかったので、
飲み薬の方が効果ありでした。
食事の量が減ってしまうのは良くないので、こういう時は薬に頼った方がいいと改めて思いました。

皮膚については、放射線を当てたところを30〜60分くらい冷やすとよい、と本に書いてあったので、
病院から帰ったら冷たいタオルで頸部を冷やしていました。
この効果があったのかどうかは分かりませんが、皮膚は赤くなっただけで済みました。


唾液腺が放射線でいためつけられて、唾液が出にくくなったため、
放射線治療後も口の渇きが1年くらいありました。
だんだんと良くなって普通の生活にいつの間にか戻れるので、気長に待つのが正解です。

副作用のこと



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