悪性リンパ腫治療の副作用

脱毛について

副作用と言えば、忘れてならないのが「脱毛」です。
これは抗がん剤治療をする全ての人が体験する副作用といっていいでしょう。

テレビドラマなんかでは髪の毛がごっそり抜けてくるシーンを見たことがありますが、
実際は最初からごっそり大量に抜けるということはありません。

私の場合、1回目の抗がん剤治療が終わって13日目に、
髪の毛を洗ったときに髪の毛の抜けた量がいつもより増えていて「ついに来たか」と思いました。
で、日が経つごとにだんだんと抜ける量が増えていく感じです。

最初の頃は、もともと髪の毛の量が多いこともあり、
抜けていることがまわりの人には分からなかったようです。

抜け始めて1週間ほどすると、風が吹いたときに頭皮の痛みを感じるようになり、
外出するときには帽子をかぶるようになりました。
この頭皮の痛み、不思議なことに頭の前の方とてっぺんだけが痛くて、横や後ろの方は全然痛くなかったです。

抜け始めて10日くらい経ったところで頭皮が見えてきました。
抜け始めて15日目、まだところどころ残っているのに、脱毛が止まりました。
抗がん剤1回投与だけではここが限界だったみたいです。
ところどころ残っていて、何ともわびしい状態でした^ ^

2回目の抗がん剤投与の12日目からまた抜け始めましたが、
1回目のときほど勢いよく抜けませんでした。1日に十数本くらい。

3回目の抗がん剤投与が終わってしばらくしても、
完全に抜けてツルピカになるところまで行かず、中途半端なところで止まってしまいました。
そのままだとあまりにもわびしいので、結局カットしてしまいました。

一番よく抜けたのは髪の毛ですが、それ以外の毛も多少抜けました。
すね毛と、下の毛は半分くらい抜けたかな。
腕は若干薄くなったようなそうでもないような…。
腕や脚の毛は全部抜けてくれた方がありがたかったんですが^ ^


で、いつごろから髪の毛が生えてくるかというと…
抗がん剤治療が終わってから2〜3ヵ月後に生え始めるのが一般的なようです。
私はちょっと早くて、抗がん剤治療終了後1.5ヵ月経った頃に生えてきました。
最初は柔らかい毛が生えてくるのかな、と期待していたんですが(←茶色くて細い、女性らしい毛にあこがれがありまして)、何事も無かったかのように黒くて太い剛毛が生えてきましたよ。

副作用のこと



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