治療中の生活

放射線治療のとき

放射線療法の副作用のところでも書きましたが、
放射線治療中もいろいろ副作用が出てきますので、それなりの注意が必要です。

皮膚を保護する

放射線を当てたところの皮膚はとても敏感になっています。
こすったり、ひっかいたりしないようにしましょう。
お風呂に入って体を洗うときもタオルなどでこすってはいけません。
拭くときは上から軽く押さえるようにして拭きましょう。
下着は肌触りのよい木綿生地のものを着るといいですよ。

照射している皮膚に紫外線が当たらないようにしましょう。
外出するときは服や帽子などで照射部分を覆ってください。
日焼け止めを使っていいのか看護婦さんに聞いてみたところ、使ってはいけないとのことでした。

また、湿布や絆創膏を貼るのも駄目です。
もしケガをしたなどで貼らなければいけなくなった場合は、お医者さんに相談してください。

顔に放射線を当てる方の場合、ひげそりは電気カミソリで。
この場合もひげそり用のローションは使わないようにしましょう。

粘膜障害に対して

頸部に放射線を当てる場合は粘膜障害が強く出ます。
唾液腺が障害を受けて唾液が出にくくなるので、虫歯になりやすくなります。
まめに歯磨きをするようにしましょう。

のどの痛みや口内炎で食べにくくなったときには、痛み止めの薬を処方してもらいましょう。
対症療法になってしまいますが、薬を使えば大分楽になります。
あ、でもあまり薬に期待しない方がいいかもしれません^ ^

食欲不振など

その他、抗がん剤治療のときと同様に食欲がなくなったり、倦怠感が現れたりします。
無理して食べようとせず、消化の良いものを食べるようにすればいいと思います。
放射線治療は1回のダメージは少ないですが長期間行うのでだんだんつらくなってきます。
お昼寝をするなど疲れをためないようにしましょう。

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