治療中の生活

食事について

化学療法を行うと、副作用で白血球数が少なくなります。
白血球数が少なくなっている期間は、免疫力が低下して感染症を起こしやすくなっています。
この期間は食あたりや日和見感染など起こしやすいので、食べるものにも気をつけましょう。

食べていいもの、良くないもの

お刺身や生野菜は食べない方がいいでしょう。
果物も、皮付きのもの(みかんやリンゴなど)は外側を洗えば皮を剥いて食べてもいいですが、
イチゴのような丸ごと食べるものについては食べない方がいいです。

アルコールはお医者さんに確認してください。
薬の飲み合わせなどの問題がなければ、飲んでも大丈夫です。
でも、ほどほどにしておきましょう^ ^

感染を防ぐために

●おかずを保存しない

冷蔵庫で保存しても雑菌が増えるだけなので、作りおきはしないようにしましょう。
作ったらすぐ食べる、が基本です。
もし余ってしまったら冷凍するといいと思いますよ。

●使いきる

私は普段牛乳を買うときは1Lパックのものを買っていましたが、
化学療法中は小さめの小分けパックを買って飲んでいました。

マヨネーズやケチャップなどの調味料も使いきりタイプのものが売っているので、
利用しましょう。

ペットボトル飲料は直接口をつけず、コップに注いで飲みましょう。

副作用がひどいときの工夫

体力を落とさないためにも食事はできるだけ取った方がいいと思いますが、
吐き気がひどいと食べられないことも。
こんな時は無理をせず、水分補給をしっかりして、食べられるものを食べましょう。

匂いの強いもの、硬いもの、熱いものは吐き気をもよおすことがあります。
ゼリーやヨーグルトなど、のどごしのいいものは比較的食べることができるようです。

吐き気のほかに、意外と困るのが下痢や便秘といった副作用。
悪性リンパ腫の薬は便秘になる人が多いです。
便秘防止のための薬が処方されるのでそれを飲むのも手ですが、
繊維の多い食べ物をとったり、水分を多めにとるなどの工夫も必要です。
*繊維の多いもの…玄米、ごぼうなどの根菜類、海藻類

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